発気ヨイ
January 22nd, 2009 | Published in Daily
前回いつ行ったのかはっきり覚えてないぐらい久しぶりの両国。
でも基本街は変わっておらず 、少し早く着いたのでいつもの(かつて「いつも」寄っていた)ドトールにフツーに向かう。チケット売り場の位置が変わっていたりしたものの(そういえば、当日券も当番の親方衆が売っていなかったか?)、中に入って土俵が見えたらなんだか「ただいまー」と言っていた(笑)。
相撲は、ライブで見るとまたひと味違った空気が楽しめる。
久しぶりすぎて、お角力さんの顔も名前もわからない(あやうくぶつかりそうになったのが、人気の高見盛だったのもあとから聞いた)。でも、アレはその雰囲気を楽しむものなのだと思う。友達に言われるまで忘れていたのだが、かつてはワタクシ本場所15日間中8日も通うオンナだったのだ。フフフ。
相撲も音楽もライブがよろしい。ポイントは、自分がそこにいるということだ。
そこでそのとき起こっている事柄の構成のひとつとしての存在であることに、たぶん私は満足するのだと思う。さらには、その時間を共有した者同士で語り合えればなおよし。
その後食事→軽く打ち合わせ(これが本題だったんじゃ?・笑)して、帰宅したらなにやらTwitterのタイムラインも、Facebookのお友達ステータスもオバマの話題でいっぱい。TwitterにもFacebookにも米国の友達はいない。みな米国以外のそれぞれの国から書き込んでいるはずで、世界中が浮き足立っている感じだった。その気配に押されて「テレビがあったらなー」と呟くと、すかさずライブストリーミングしているサイトのURLが返ってくる(地震(体感)速報もTwitterが一番早い)。
そんなわけで、就任スピーチはやはり「ライブ」で拝見した次第。
期待されればされるほど大変だなぁ〜とひとごとのように見ていたわけだが、アメリカに関して言えば、このチャンスを生かすも殺すも国民の覚悟ひとつなんでないかと感じた。
翻って、我が国。今日のニュースでは、街頭インタビューなんかやっていておばちゃんや女子高生は「オバマさんみたいな人が日本にもいればいいのに」と口々に言っていた。
が、しかし。オバマさんみたいな人って、どんな人?
アメリカという土壌でmixedといえども白人ではない種の大統領が誕生したことをこの国に置き換えるのは無理がある。そして、それはオバマ自身ではなくて本気でなにかを変えようと思った有権者たちこそが生んだ「CHANGE」の第一歩なんじゃなかろうか。
就任の演説では 、オレも頑張るからおまえも頑張れ的*なスピーチになっていたが、あれはホントのことだと思う。国民の協力(というか「やる気」?)なくして前にはすすめないし、成功はあり得ない。ま、なにをもってして成功というかだけれど。
「オバマさんみたいな人」を担ぎ上げた人々の本気度が、まだこの国にはないってことなんだと思うんだな。言葉は悪いが、大統領になったのがたまたまオバマだっただけで、あの国がそれほど切羽詰まってたということなのかもな。日本はもうずいぶん前から切羽詰まってるはずなのだが、人々に覚悟ができてないんだよ。たぶん。ヒーローを待ってるだけじゃあねぇ….。
オンラインで呟いてた人がいた。「I guess I’m hungry for something positive in the world.」
たぶん、今回のオバマフィーバーの陰には、こういう人がたくさんいたんだと思う。日本時間の夜中まで起きて、他国の大統領の就任スピーチを見た私たちも含めて。とりあえず、知らない振りはもうやめよう。

